9/5~9/11にかけて、ドイツ・スイスへ鉄道撮影をメインとした旅行に行ってきました。初海外で一人旅ということもあり、いろいろ感じたことも多かったので、つらつら書いていこうと思います。
9月5日早朝、旅の始まりは関空から。ここからドイツのミュンヘンへはルフトハンザの直行便が就航しています。他の航空会社を使って台湾やドーハで乗り継いだ方が圧倒的にお安くなりますが、何せ初海外なので直行便を選択しました。座席はもちろんエコノミークラス。
「念には念を」で出発3時間前に空港に到着したためか、チェックインから出国まではかなりスムーズに進み、ガラガラのゲート前で飛行機の写真を撮るほど余裕がありました。いろいろ考え事してたら搭乗時間になりました。離陸後、1時間ほど経って飲み物のサービスが始まりました。普段の国内の移動はLCCばっかり使っているのでこれには感激。勢いあまってコーラを頼みたくなりましたが、お腹の液状化現象が目に見えていたので、ここはミネラルウォーターでセーブ。カップにはルフトハンザのロゴがしっかり刻まれていました。
その後、機内食が運ばれてきました。メインは豚の生姜焼きを選びました。お味の方は・・・・・・・って感じでした。味というよりも食い合わせがイマイチで、パンと米の組み合わせが謎すぎました。それに12時の方向には謎寿司が構えているという状態。困惑しながらも完食。飯を食ったことだし一旦寝るかぁと思い一番楽な体勢を探したがなかなか見つからない。結局壁にもたれて無理やり目を瞑って、時々モニターを見て聞きなれない地名に「どこだよ」とツッコミをいれながら現在地を確認していました。夕食を挟み、うだうだしていたらミュンヘン空港(Flughafen München)に到着。関空から14時間のフライト。さすがに疲れましたね。入国審査をガバガバ英語で華麗にパスし、預け荷物の回収にも成功しました。
到着した第二ターミナルの目の前にSバーンの乗り場があるので、事前に作成した予定表に書いてあるS1系統に乗車。この日はレーゲンスブルクに宿を取っているので何本か列車を乗り継ぐ必要があります。最初の乗り継ぎ駅はノイファーン駅。確か二面三線の小さな駅だったと記憶しております。S1系統はこの駅でフライジング方面と空港方面に分岐します。関空紀州路快速みたいなモンと言えば伝わるでしょうか。そしてやって来たフライジング行きの列車に乗り込みました。このとき私は一つの大きな壁にぶち当たっていました。そう「「「尿意」」」です。機内でもらったペット水をガブ飲みしたのが祟りました。ヨーロッパ諸国ではお馴染みらしい有料のトイレがフライジングにあるというのでとりあえずは一安心。先進国の事だから電子決済OKかなと思っていたら、扉を目の前にしてびっくり。硬貨限定じゃねえか!!!!!!しゃーなしで売店で水を買い、握りしめたお釣りの1ユーロを、スロットに入れて扉を開けた。私は絶句した。あえて詳しくは書かないがこれだけは言えます。
⚠フライジング駅トイレに金を払う価値は全くありません⚠
30分後、遅延を二郎系のように盛ったRE(快速や急行くらいの立ち位置)に乗り込み薄暗い空気の中を揺られていました。
貨物のヤードが見えてきたらそこはレーゲンスブルク中央駅。ここで下車します。このまま宿まで直で向かおうとしましたが、この駅で機関車の付け替えがあることを思い出して反対側までオタクダッシュ。Theドイツのディーゼル機関車という見た目の218型がすでに据え付けられていました。めっちゃかっこいい。初日だけでいろいろあったので疲弊していましたがこの光景を見てそれが吹っ飛びました。やはりDENSYAは正義です。駅からホテルまでの道は何かこう凄いケミカルな匂いがしてました。その正体はタバコです。この国では分煙が進んでいないようで、みんな好きなところで吸って好きなところに捨てているようです。自分のドイツのイメージとは真逆でしたね・・・とりあえず1日目は終了です。
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